- 投稿日:2017年9月05日
- (最終更新:2017年9月12日)
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\この記事は私が書きました/
外反母趾という言葉自体がどういうことを指しているのか?ちゃんと言葉には意味があります。
外反母趾の「外反」とは、足の親指が内側(うちがわ)の位置を指し、小指が外側(そとがわ)の位置を指すとすると、親指が小指側にくの字に曲がっている状態のことを意味します。
「母趾」とは、足の親指のことを意味しています。
なので、本来の親指の位置から親指が外側に曲がってくることは外反母趾になりつつあるので要注意ということです。
ちなみに足の親指は正常でも0~15度外側に曲がっていますので、これ以上角度が上がってくると外反母趾は進んでいます。
状態的には15~20度は軽度、20~40度は中度、40度以上は重度となります。
外反母趾になるメカニズム
そもそも、なぜ外反母趾になるのでしょうか?
実は、外反母趾の多くは日常生活の中で起きています。
では、外反母趾のメカニズムは一体どういったものなのでしょうか?
本来、足元はかかと、足指の付け根、指先で体重を分散して身体を支えています。
しかし、足の指先で体重を支えなくなっていくと、足の横幅に関係する筋肉は退化し、本来のアーチ状の構造が支えきれなくなり横アーチが崩れます。
横アーチが崩れることで足の横幅が広くなります。
足の横幅が広くなっている状態で靴を履くと、靴の中で指先は横アーチがある状態と比べ、指が中心に寄せられる角度が強くなり、親指は小指側に曲がる角度も強くなっていきます。
歩けば歩くほど、指先にかかる負荷は蓄積していきますので、徐々に親指は小指側に曲がるようになります。
足の指を使わない歩き方によって親指にかかる負担が外反母趾の変形を生み出しているのです。
外反母趾になるチェック項目
これから挙げるチェック項目に該当する場合は外反母趾になる可能性があります。
- 足の横アーチはありますか?
- 土踏まずはありますか?
- 親指の付け根が腫れていませんか?
- 足の裏に、うおのめやたこはできていませんか?
- 足の指を思ったように動かせますか?
- 靴擦れを起こしていませんか?
該当した項目は以下のことが考えられます。
- 足の横アーチが崩れると足の横幅は広くなります。指を使わなくなり指の付け根を使うようになります。
- 土踏まずがなくなるとベタ足になり、本来の歩き方とは違い足指を使わなくなって足裏を使うようになります。ペタペタ、ドンドンと叩きつけるような足音がなります。
- 親指が小指側に曲がることで、親指の関節に負担がかかり靴の中で関節部分が擦れ、腫れてきます。
- 指を使わず足の付け根で歩くようになると、付け根を打ち付けるような歩き方により、うおのめやたこができます。
- 指を使わなくなると、指を使っていない期間が長いほど思い通りに動かすことができなくなります。
- 靴が足に合っていないと、靴の中で足に遊びがあるため靴擦れが生じます。
なぜ親指が曲がるのか?
足の横アーチが崩れると足の横幅が広くなるため、靴の中で指先が中心に寄せられ親指の曲がる負荷が強くなり、そして徐々に親指が曲がってくることをお伝えしました。
実は、親指が曲がるメカニズムもちゃんとあります。
横アーチが崩れていくと筋肉が退化し、足の横幅が広くなり親指が小指側に曲がります。
親指の付け根の関節の骨が内側から外側に傾いてしまい、関節自体も本来の角度で曲がることができなくなります。
どうしても小指側に曲がる方向性が生まれてしまうため、親指が小指のほうに向くようになってしまうのです。
もちろん、歩くことで負荷はドンドンかかってくるので、親指の曲がる角度も徐々に強くなっていきます。
外反母趾の要因と予防
外反母趾になる要因はいくつかあります。
- 歩き方…足指を使わずにペタペタ歩くようになります。
- 靴…合わない靴を履くことで本来の足の使い方ができず、バランスを崩した状態で足を使うようになり本来の足の使い方から離れていきます。
- 運動不足…足指周りの筋肉が退化していきます。
- 遺伝…体質が似るため外反母趾を持つ親族であれば、なりやすいとは言われています…が遺伝からきていると断言できないのが現状です。
- 性別…男性と女性の筋肉量を比べると、女性のほうが少ないので、体重を支え続ける筋肉量が少ない女性のほうが足元の負担がかかりやすくなります。
そこで、予防として正しい歩き方を意識してください。
まず、かかとから着き、足の指まで体重移動し、指先で蹴るような流れを行い、足指を使うということを覚えていきます。
足指を使うことで、足の付け根で歩くことが減り、足指の筋肉がつき横アーチが形成されていきます。
外反母趾は放っておくと、本来の足の使い方から離れていくので進行していきます。
外反母趾かな?っと気になった時点から真剣に見つめていくことが必要です。
足元は日常茶飯事使い続けますので、放っておいても改善に至りません。
気づいた時点から対策すれば改善しやすくなりますよ。
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